3月17日の日だまりサロン
8人のお母さん達が集まりました。
まず、コーヒータイム:ロールケーキと、今日はアールグレイの紅茶
新しいお母さんが来られたので、簡単に自己紹介。
今日は、「完璧の母」では子供は伸びない。
一色 尚(東大阪大学・東大阪大学短期大学学長)の、講演ダイジェスト学習。
・いまの子どもの周辺には、モノが溢れすぎている。
・常に満たされていると人は幸福感味わえない。
・非行少年の多くはきちんとした食生活をせず。
・子どもに「むごい教育」をしている現代の家庭。
幼少のころ、松平竹千代といった徳川家康は、今川義元の人質になる。
義元は家来に対して、竹千代に「むごい教育」をせよと命じた。何カ月かたって、義元は家来に、「竹千代にむごい教育をしているか」と聞くと、家来は「しております。朝早くたたき起こして、掃除をさせたり、厳しくしています」と答えた。義元は激怒して言った。「何を言っているのだ。わしの言う、むごい教育とは、竹千代を甘えかせ。起きたいときに起き、寝たい時に寝させ、食べたいものは何でも与え、きれいな女中を付けてかゆい所に手が届くようにせよ、それが私の言うむごい教育なのだ。お前らは竹千代を鍛えているではないか。私のむごい教育は竹千代が二度と今川に反抗しないようにすることなのだ。」今の教育と言うのは、義元の言う「むごい教育」をしているのではないか。***
なるほど、なるほど、そうかもしれない。
・安心できる家庭で子どもの承認欲求満たされる。
幼児にとって一番重要なのは、安心の提供。無視されるのが一番ダメ。
子どもは、貴重な原石。上手に磨けば美しい宝石に。そうでなければただの石ころ。下手に磨かれれば、歩くのを邪魔する石にもなる。きっちり磨いてやると、今度は自分の子どもを磨くようになる。そのために、親はもちろんのこと、子供と触れ合う大人たちが、ごしごし磨いてやりましょう。そうすれば、社会ももっと良くなっていくでしょう。
二時間、あっという間に過ぎました。
お母さん達の心に何か一つでも、響いたらいいな。
お疲れ様でした。