日だまりサロン

このブログでは、子育て、夫婦、介護など日常の中で感じた事を日記として掲載していきます。

日だまりサロン 「一秒の言葉」

 ある、お母さんが持って来て下さった、中学校通信の中に、ステキな言葉が

載せてありました。

 

一秒の言葉

「はじめまして」

この一秒ほどの短い言葉に 一生のときめきを感じることがある。

「ありがとう」

この一秒ほどの短い言葉に 人の優しさを知ることがある。

「がんばって」

この一秒ほどの短い言葉で 勇気がよみがえってくることがある。

「おめでとう」

この一秒ほどの短い言葉で 幸せにあふれることがある。

「ごめんなさい」

この一秒ほどの短い言葉に 人の弱さを見ることがある。

「さようなら」

この一秒ほどの短い言葉が 一生の別れになる時がある。

一秒に喜び 一秒に泣く

「一生懸命 一秒」

小泉吉宏 

 

◇ひと言の言葉に、とても励まされることもあれば、ひと言の言葉で、

人を傷つけてしまうこともあります。

ひと言の言葉で、人(子ども)を勇気づけることのできる親になりたいものです。

 

◇この言葉を見て、話されたお母さん(保護司)の話が心に響きました。

中学生で、10人の悪(わる)とレッテルを貼られた子供たちがいた。その中の親分的存在のA君は特別で学校のトイレや、手すりなど、いろんなものを壊して、手に負えず、その当時の校長先生は、警察を呼び、その子は逮捕された。そのため、このお母さんが保護観察を担当した。

なかなか改善されなかったが、次に来た校長先生がすごい。

しばらくは、同様で荒れていたが、ある時この子を呼んで、校長先生が言った言葉。

「A君、私はこの学校を良くしたいと思う。その為には君の力が必要だ。私に、君の力を貸してくれないか。」・・・

 A君は、何も言えず、その日家に帰った。午前1時になっても眠れず、2時、3時、4時になって、気づいた。「俺の力が必要だと言われた。先生は、俺を認めてくれた。今まで悪いことをしてきたが、これからは、良いことをしていこう」と。

 それから、サッカー大会で力を発揮したり、進学をしたいといって、先生たちの協力を受け、見事、普通高校に進学したそうだ。

校長先生の、ひと言の言葉で、A君は変わったのだと。

 

◇私は、これを聞きながら、その一言をいうには、そこに人を思いやる心や日頃の行動がないと、なかなか言えない。

この一言をいかに言える人になれるだろうか?

 

 今回は、9人のお母さんが集まった。感動的な話が、色々あったので、

続きは、次回に。

 

 日だまりサロン

 

今日の写真は、咲き始めた自宅の薔薇

ロココ

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次の2枚は<ピエール>

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